コマンドによるシミュレーションの実行
次のコマンドを入力していきます。#以降は説明で入力しません。
>asim my_testbench #最上位階層のモジ ュール名
>add wave * #波形表示にトップレベルの信号を追加
>add wave -noreg {/my_testbench/cpu/acca} #Aregを追加 *1
>add wave -noreg {/my_testbench/cpu/accb} #Bregを追加 *1
>run 2us
入力されたコマンドは↑↓キーで呼び出すことができます。
*1 signalをAdd to WaveformでWaveformに追加したとき、consoleに表示されたコマンド
add wave /my_testbench/cpu/xreg など
階層は [/] で区切って記述します。アスタリスクを使用することもできます。
コマンドをスクリプトファイルに記述して、Console入力を省略します。
スクリプトファイル "tb_1.do"の内容
asim my_testbench
add wave *
add wave -noreg {/my_testbench/cpu/acca}
add wave -noreg {/my_testbench/cpu/accb}
add wave /my_testbench/cpu/xreg
run 2us
スクリプトファイルを置くディレクトリーですが
Consoleからpwd #Returns the path of the current working directory to the Console.を
入力して、working directoryの位置を調べます。
>pwd
# C:\Project\mc6800\sys68
スクリプトファイルはworking directory下に置いてください。
Consoleに入力して実行します。
>do tb_1.do
>do t この段階でTABキーを押すと
選択が出てきますので↑↓キーで選択してEnterで実行します。
Active-HDLをスタートから立ち上げると、working directoryは、Diamondから立ち上げた時と異なります。
# pwd
# c:\Project\mc6800\sys68\rtl_sim_testbench1\src
となります。
working directoryはcd command #Allows changing the current working directory.
で変更することができます。
# C:\Project\mc6800\sys68
>cd rtl_sim_testbench1
>pwd
# C:\Project\mc6800\sys68\rtl_sim_testbench1
>cd ..
>pwd
# C:\Project\mc6800\sys68